畳について
裏返し・表替え・新調
畳のサイクルは10年から20年と言われています。そのサイクルの合間にも「裏返し」「表替え」と昔から綺麗に見せる為の方法があります。
裏返し、表替えの後「新調」が畳の一般的なサイクルとなります。
※詳しくはお問合せ下さい。

裏返し (2〜3年程度のサイクル)

新調、表替えから2~3年程度経ったら「裏返し」をおすすめします。
今お使いの畳表をそのまま裏返して使うので新品のように綺麗になります。
また新調・表替えよりも経済的です。
※傷みのひどいものは裏返しができない場合もあります。
畳裏返し

表替え (5年程度のサイクル)

表面が日焼けしたり傷みがひどくなったら畳床はそのままで畳表・畳縁だけを交換する「表替え」をオススメします。
サイクルは裏返した畳が2〜3年程度たち、新調から5年程度経過した頃です。
※畳がデコボコしていたり表面が浮いているようであれば畳床が傷んでいるので新調をオススメします。
畳表替え

新調 (20年程度のサイクル)

裏返し、表替えを経て畳床も傷んできたら新調をオススメします。
畳床が傷んでくるといくら裏返し・表替えしても畳自体がデコボコしたり、表面が浮いている感じになりすぐ表面も傷んでしまいます。また、畳本来の機能も低下し衛生的にもよくありません。
サイクルは大体20年程度となります。
新調
畳の交換・張り替え時期
下記でチェックしてみましょう!
○ 畳表が衣服に付きませんか?
○ 畳にくぼみがありませんか?
○ 畳表に破れや、焦げ等はありませんか?
○ 畳と畳とのすき間はどうですか?
○ 畳表の色が濃い茶色になっていませんか?
○ 畳表にシミなどはありませんか?
○ 畳が湿っぽく、カビ臭くないですか?
作業の流れ
作業の流れ
畳のお手入れ
畳と一口に言っても現在では様々な種類があります。昔ながらの「いぐさ」や和紙を加工したもの、化学表など、材料によってメンテナンスが変わってきます。 下記は一般的なお手入れ方法です。またダイケン(和紙)畳、セキスイ美草(化学表)については下記リンクボタンよりご参照下さい。

[い草表]

  • 掃除機のかけ方は、畳の目に沿ってゆっくりと。1畳40〜60秒かければアレルゲンの減少、増殖防止になります。
  • 天気の良い日には、窓を開けて風を通しましょう。
  • 畳の上にはジュータンや上敷などを敷くことは好ましくない。畳の呼吸をさまたげ、カビ、ダニなどが発生する原因となります。
  • ピアノや机のような足のある重い物は直に置かないで下さい。
  • ぬれ雑巾で拭くと畳の光沢がなくなります。掃除機をかけ、固く絞った雑巾か、乾いた雑巾でカラ拭きをして下さい。
  • 梅雨の季節、湿度の高い時は窓を開けず、エアコンで室内の除湿をして下さい。
  • 直射日光は畳表の変色をまねき、傷みを早めます。出来るだけ避けて下さい。

詳しくは下記へ↓

たたみ生活
美草メンテナンス